こんにちは!
最近は一眼レフカメラにハマってしまい、そろそろ2台目が欲しくなってきた秋本番です。
一眼レフで撮影したInstagram
私はwebサイトの設計や提案・デザイン・業務効率化のシステム提案が本業ですが、飲食店さんや小規模事業者さんとお仕事する機会が非常に多いです。
皆さん地域のお客様にサービスを提供することで商売をされています。
これを仮にローカルサービスと呼び、フランチャイズではない飲食店・整骨院・地元の商店街などがどうやって集客や売上増につながるプロモーションができるか考えてみました。
プロモーションの優先順位が低くなりがち。
特定の地域を商圏にした場合、限られたエリアに対して集客を上げる方法に
莫大な広告予算をかけて新聞折込・マスメディア(TV・ラジオ)を利用する
と費用対効果 (いわゆるコスパ) の点で二の足を踏むことが多くあります。
数十万円~数百万円をかけて広告をするなら、特別な材料を使って期間限定メニューを作ってみようとか、新しい備品を購入しようなど。
他に優先するべきことが頭に浮かびませんか?
ちょっと旅行にいってリフレッシュする方がコスパがいいみたいな。(とても大切ですが)
どうしても大規模なプロモーションやPRはローカルビジネスにとって優先順位が低くなりがちです。
SNSの登場により変化した”プロモーションの位置付け”
そこで皆さん、SNS(Instagram , Facebook , Twitterなど)を利用してお店の宣伝や情報発信をされます。
SNSを利用する理由として、「今まで特別なネットワーク(広告代理店)や独自媒体(TV・ラジオ・新聞・雑誌・屋外広告)を持つ企業やメディアに依存していた”情報の伝達”が無料または低コストでできるようになった為」です。
InstagramでTVや新聞、雑誌が勝てないほど影響力を持つ個人がいたり。
twitterでは一つのつぶやきが何百万人に届き、Twitterの投稿が小説になる個人がいたり。
SNSというのは”個人が自分のメディアを持つ”ことでもあります。
だからこそ匿名アカウントでは、意味がなく非常にもったいない。
SNSの投稿と実際に会ってみたらギャップが激しすぎてショック。
これは出会いを目的としてマッチングアプリ上では日常茶飯事。
でもローカルビジネスがSNSを利用したプロモーションでも、しばしばこのギャップは起こり得ます。
アイコンやプロフィール写真が一致しない。
Instagramでも他のSNSでも共通することが「プロフィールに設定している写真がSNS毎に違う」ことです。
プロフィールやアカウントの写真を設定する時に何気なく選んでしまいます。
ロゴやイラスト、看板、商品の写真。
一目見て「あっ〇〇だ!」と認識してもらうことが大切です。
その写真やイラスト・ロゴを商品のパッケージや包装にデザインできれば、ショッパーを持ち運ぶお客様自体をお店のメディア化に成功できます。
※夏場に団扇を大量に配るのも同じ効果を狙ってますよね。
だから全てのプロフィール写真は同じであることが大切。
投稿される写真の雰囲気と実際の店舗が大きく異なる。
これもあるあるです。
商品の写真はこだわって、背景も色合いも最高!お店で実際に見てたい!
…こんな風にフォロワーさんへ思わせればプロモーションは成功ですよね。
お客さん「今日はInstagramで知ったあのお店にいこう。写真も撮りたいなー。
そして商品はInstagramでみたまま素敵だった!
でも、店の雰囲気が趣味悪いし、店内の壁も撮影の背景にする場所ないじゃん。もう商品の写真だけアップにして撮影しよう。でもお店の外観と写真だけ撮ろうかな。…いやいや、お店の外観もダサいじゃん。これならわざわざ来なくてもよかった.. ネットで買えばよかった。
と思われたら、もったいない。
これじゃあ、Instagramの投稿で来店1回をゲットできたけど、再来は難しそう。
プロモーションの結果、欲しいのは「イイねの数」ではなく、「足を運んで頂いてサービスを提供し、お店のファンになって、また来店してもらうこと」でしょう。
それならお店の内装も備品も少しこだわってみましょう。
これがwebショップでの売上、集客が目的ならまた変わります。
来店してもらうことを目的にするなら、SNSでの投稿とお店の雰囲気がかけ離れていてはいけません。
一貫性とはつまり安心感。
- SNSのアイコンやプロフィール写真は統一する。
- 投稿の雰囲気と実店舗の雰囲気を近づける、または同じにする。
この2点を忠実に守っていけば、お店のイメージは保たれていきます。
入り口(SNS)は異なっても統一されたお店のイメージを体験できることはお店への安心感につながります。
その安心感は商品やサービスの品質に対する安心感と区別なく感じてもらえます。
….と最近感じたブランディングのお話でした。
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